胃内視鏡検査

（１）検査の前日

夕食は午後8時までに軽くとります。それ以降の水などの水分摂取は構いません。

（２）検査当日

検査当日の朝食は控えてください。水分は水のみであれば構いません。
検査を安全に行うために，検査の前に血圧測定と診察があります。

※ 福岡市個別胃がん検診 を受けられる方は，検診申込書の記載が必要です。

（３）検査の手順

• 内視鏡室で50〜100mLの消泡剤（ ガスコン® ）を飲みます。
• 表面麻酔剤（ キシロカインビスカス® ）を2分間のどに溜めたのち，ゆっくりと飲み込みます。
• 胃の運動を止める薬（ 抗コリン剤 ）を腕に注射します。
• のどの表面麻酔剤（ キシロカインスプレー® ）をのどに散布します。
• ベルトを緩め検査台の上で，左側を下にして横向きに寝ます。
• 不安や緊張を和らげる薬（ 鎮静剤 ）を静脈に注射します。
• マウスピースをくわえた後に口から内視鏡が挿入され，検査が始まります。
  胃カメラ挿入時は口で呼吸するのがコツです …
• 検査は5〜10分前後で終了します。

※ 前処置の方法，薬剤の量などは，年齢，病状により変更いたします。車の運転をされる方など鎮静剤を希望されない方は検査前にお申し出ください。

（４）検査後の行動，注意事項

• ・ 鎮静剤を使用した場合には検査後の車の運転はできません。
• ・ 飲水，食事は検査終了約1時間後より摂取してください。
• ・ 組織検査を受けられた方は，当日の刺激のある食事，飲酒は控えてください。
• ・ 検査結果は検査終了後に，組織検査の結果は1週間後にご説明いたします。